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恵那市ポスター制作

2024年3月16日
  • デザイン制作

岐阜県恵那市は「田舎暮らしの本」(宝島社)で「 住みたい田舎ベストランキング」第1 位に選ばれました。
これをきっかけに、恵那市への「移住・定住」をよりPRするためにポスターを制作したいというご相談を恵那市様からいただき、弊社にてポスター制作を担当させていただきました。

写真家小林淳にとっての恵那市と坂折棚田

写真家として活動を始めた頃からライフワークとして撮り続けている岐阜県恵那市。
特に「坂折棚田」は思い入れのある場所で、幾度となく通っています。
日本の棚田100景にも選ばれている坂折棚田には、日本の原風景を感じる絶景が広がっていて、四季それぞれで素晴らしい光景を見せてくれます。
このお話をいただいたとき、「坂折棚田」の絶景写真をキービジュアルとしたポスターを制作したいと思いました。

経緯、制作意図、コンセプト

弊社オフィスKは、「写真×地方創世」をコンセプトに掲げ事業展開をしております。恵那市の担当者さんが、弊社代表で写真家の小林淳の活動を知ってくださっており、お声掛けをいただきました。
ポスターにも記載があるように、恵那市が「田舎暮らしの本」(宝島社)で「 住みたい田舎ベストランキング」第1 位に選ばれたのですが、この実績をより広くPRするためにポスターを作りたいというご相談をいただきました。
観光ポスターではなく、恵那市への「移住、定住」につながることを最大の目的としています。恵那市での「暮らし」に興味を持ってもらえるよう、写真選定やデザイン、コピーにもこだわりました。

これまで撮影した坂折棚田の四季

【春】
田に水を張り田植えを待ちます。まだ月が空に浮かぶ夜明け前に撮影。

【初夏】
田植えを終えた直後です。水面に空の表情がリフレクションする様子を撮影。

【秋】
随分と稲穂が実ってきました。濃霧が少しずつ晴れていく様子を撮影。

【冬】
収穫を終えた田に雪が積もりました。

採用した写真

撮影:2016年8月
場所:坂折棚田
稲が青々と育った夏の時期、朝日と撮影。1日の始まりで希望を感じるような一枚が撮影できた。

撮影:2022年5月
場所:坂折棚田
田植え前の田に水を張った時期、深夜1:00頃に現地入りした。晴天の夜空に天の川が架かる光景を撮影。田の水面に星がリフレクションするシーンに感動した。

ポスター発表後の反響

各SNSでは「どこですか?」「行ってみたい」「撮影してみたい」といったコメントが多く寄せられました。リリース直後にメディアからの取材依頼もありました。
インパクトのある写真は、人の心を動かし、その人の行動にも影響を与えるのだなと改めて感じました。
恵那市に「住んでみたい」「暮らしてみたい」につながることを期待しています。

協力業者様
デザイン/コピー:FLAG様
印刷:ニホン美術印刷様

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